東台戦記・下/一名・松廼落葉/高畠藍泉・前田夏繁著/戊辰戦争の戦闘の一つである上野戦争・彰義隊の活躍ぶりを公然と描いた最初の出版物

東台戦記・下/一名・松廼落葉/高畠藍泉・前田夏繁著/戊辰戦争の戦闘の一つである上野戦争・彰義隊の活躍ぶりを公然と描いた最初の出版物

商品説明
東台戦記・下/一名・松廼落葉/高畠藍泉・前田夏繁著/戊辰戦争の戦闘の一つである上野戦争・彰義隊の活躍ぶりを公然と描いた最初の出版物

奥付ないため正確な年度は不明ですが、明治期 約62ページ 古書店でも入手困難なものと思われます。 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

東京日日、明治8.3.22の広告より
松ノ落葉一名東台戦記ハ浪華ニ於テ製本シ寄刻成テノ後予ガ校正ヲヘズ発兌ニ及ンデ閲スルニ原稿ニ差ヒ誤謬枚挙スルニ遑アラズ就中其甚シキハ法華堂常行堂ヲ弥陀釈迦堂トシ山兵ノ遺骨ヲ乞テ埋葬セシ簑輸町円通寺ノ仏魔和尚ヲ阪本ナル僧徒トス如此ク事蹟ノ正明ナル文ヲ改テ曖昧ト記セシハ蔵版主協力社ノ誤カ将タ製本所ノ誤カ粗漏ノ汗顔ニタヘサルヲ以テ謝ス
編者 高畠藍泉

「戊辰の役方公を誤て上野山内に屯集し。王師に抗して斃れたる。
彰義隊等が七回の忌日営む本年五月。清水堂の施餓鬼に納る有志の輩が資金に換え。
伝聞たる其時の軍談をかき輯め。松の落葉と題したる。拙き著述も亡魂を弔慰む端となりもせバ。追善供養（ついぜんくやう）と思（おも）ふも鈍（おぞ）まし。東台戦記の記者／高畠藍泉識」
（「東京日々新聞」六八九号、明治七年十月）

上野戦争（うえのせんそう、慶応4年5月15日（1868年7月4日））は、戊辰戦争の戦闘の1つ。江戸上野（東京都台東区）において彰義隊ら旧幕府軍と薩摩藩、長州藩を中心とする新政府軍の間で行われた戦いである。

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