管理番号 | 新品 :16624327 | 発売日 | 2023/11/18 | 定価 | 250,000円 | 型番 | 16624327 | ||
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ご覧いただきましてありがとうございます。こちらは自宅にて保管してました包丁でございます。数十年前に、とある方から包丁の購入を勧めらて購入したものでございます。あまりにも素晴らしく普段の営業にて使用するのではもったいないと思い、いつか自分が独立する日を夢見て、その時までと思い大切に保管していた代物です。こちらは購入勧められた時に逸話がありました。以下がその時の記録です。「砥ぎの伝統工芸士であった味岡正治氏の製作で、地金の鍛造は沖芝正國(ナカゴに刻印あり)によるものです。人の手により研磨されていますので微細な傷等はあると思いますが、さび曇りは見受けられません。鋼の種類ですが沖芝正國は、あえて雑物が多い「黄紙2号」を使用していたそうです。聞いた話では、鍛造のし甲斐があったからだそうです、よって鋼種は、黄紙2号と考えます。それ以外の鋼種では、ほとんど鍛造していないと思われます、だから貴重なのだそうです。」と、聞かされてました。特に気にもせずにそのまま大切に保管してました。黄紙は研ぎ易いです。先日、沖芝正國の柳刃庖丁(売却済)出品にあたり某包丁店にて柳刃の柄を抜いて中子の刻印の確認をする際にこちらの薄刃も持参して柄を抜いて調べてきました。見にくかったですが、確かに正國との刻印が有りました。画像参照先に出品している柳刃とこちらの薄刃の中子はどちらも正國です。ネット検索すると画像にて中子の刻印が「平安城正國」というのも有るようですがバブル頃の90年ちょい前あたりでは、偽物も在るとか無いとか噂を耳にしたものです。沖芝の柳とこちらの薄刃の購入先は全く繋がりのない方です。全く違う縁の無い方から譲っていただいた中子が一致しているので本物と信じます。薄刃は自分的には使い慣れたものが仕事がしやすく、いつの間にか仕舞ってそのままに現在に至りました。以上が経緯でございます。現存する沖芝の新品未使用品の薄刃は大変貴重かと思われます。よろしくお願いいたします。#不動国行#沖芝#正国#正國#水焼き#本焼#柳刃#正夫#尺寸#ミナモト交易#鈴木商事