管理番号 | 新品 :16483092 | 発売日 | 2024/12/12 | 定価 | 150,000円 | 型番 | 16483092 | ||
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まずはプロフィールをご一読下さい。 HGU-55Gフライトヘルメットです。この型番のヘルメットは本来は現用ドイツ空軍用に製造されたものですが、この個体は少し変わった略歴があります。ただし確認が取れたわけでは無いため、あくまで参考程度に止めていただければと思います。 この個体を入手したのは2000年頃。ドイツの個人コレクターを通じてのことでした。そこでの情報はサウジアラビア空軍がパナビア・トーネード攻撃機を導入した際に専任パイロット用に調達されたものとのこと。シェル、ダブルバイザーは言うまでも無く特徴的なバイザーカバーも含めて全て正規のミリタリースペック品でありHGU-55Gの特徴も備えていました。さらに迷彩カラーも含めて納得ができるものでした。 現品のコンディションはほぼ新品未使用。内装はパイロット一人一人に合わせて成形したウレタンフォームをレザーでカバーした2ピースフォームフィットライナーでありサイズは不明ですが、バイク用ヘルメットなどの概ねMとLの中間くらいです。クリアとスモークのダブルバイザーメカは完動。ただしスモークバイザーの中央部下端(酸素マスクの中央部が当たる箇所)に長さ5mmほどのわずかなクラックが見られます。イヤーレシーバーもワイヤーハーネスを含めて完備してます。 ドイツ空軍用のHGU-55Gとの違いは内装も含めて全てジャーマングレーだったドイツ空軍用に対して、この個体は内装とエッジロールは黒。またドイツ空軍用には装備されていなかった後頭部を支えるネープストラップも備えられている点。ただし現時点でサウジアラビア空軍はイギリス製のMark10Bをベースとしたものを使っており、HGU-55Gは使ってはおりません。試験採用モデルだったのかもしれません。 色々と不明なところが多い個体ではありますが、どこの空軍のものだったのかは別として、このタイプのダブルバイザーフライトヘルメットの中でほぼ新品の状態というだけで価値は高いと思います。 写真のマネキンヘッドは撮影用につき商品には含まれません。